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執筆者の写真YOKO ONISHI

頭皮と熱中症と。

すべての人の心と体の健康のお手伝いをしている、四谷の鍼灸師、マベリック鍼灸施術室の大西葉子です。


実に4ヶ月ぶりのブログ・アップになりました。すっかりサボってしまって、皆様に忘れられている、とは思いながら、オリンピック選手村での鍼灸ボランティアとしてポリ・クリニック(総合診療所)勤務に突入し、あっという間に8月です。


この酷暑の中でも、私は相変わらず自転車でどこでも通勤なのですが、心がけているのが熱中症対策です。


日本には「日傘」という機能と美しさを兼ね備えた夏の手持品がありますが、これはお洒落のためのものではなく、夏の生活必需品の一つだと思っています。最近は、男性も日傘を差す方がボチボチ現れましたが、まだ、メジャーというほどのものにはなっていません。



しかし熱中症は、とても深刻で、油断していると突然罹患します。


これは、ただ暑さでぼーっとする、という程度のものではありません。


命がかかっています。


先日テレビのニュースで、都内の病院に熱中症で救急搬送された人がある1日に69人いた、というのを観ました。ちなみに7月に熱中症で亡くなった方は13人いらっしゃったそうです。恐ろしいことです。


緊急事態宣言の最中ではありますが、それでもそれぞれ事情があり外出しなければならない場合が多々あります。私もその一人です。


ですので、まずはツバの広い帽子をかぶり、サングラスをして自転車に乗り、水分補給のための飲み物は常備しています。


先日、オリンピックの選手村で朝のミーティングの最中に遅刻された方がいらっしゃり、その方は50代半ば、尋常ではない汗をかきながら部屋に入ってきました。

そして開口一番、吐き気がして具合が悪いので、帰らせて欲しい、とおっしゃいました。


選手村の入り口から私たちが勤務するポリクリニックまで、徒歩で20分ほど。女性は日傘を差す人や帽子をかぶる人も多いですが、男性にはあまりいらっしゃらないようです。


これは多分、髪型を気にされてのことなのでしょうが、命と髪型、どっちが大事?と言われれば、答えは言わずもがな、ですよね。


以前、ある鍼灸院に勤務していた頃、夏にサングラスと帽子を着用して職場に行ったら、同僚にクスクスっと笑われ、「なんだか芸能人みたいな格好ね」と言われました。皮膚がんや紫外線の眼球への影響の話をしても、彼女にはピン、ときていない様でしたが、体を診させていただく職業である鍼灸師としては、意識が低いな、とがっかりしたのを憶えています。


また、頭皮は髪の毛で覆われているものの、その隙間は日焼けします。特に夏は頭皮を守ろうと皮脂の分泌が増えるため、清潔にしていないと、汗疹やニオイなどで悩むことになります。また直射日光に長い時間当たっていると、ただでさえ体の中の熱は上昇する傾向があるのに、上からも強い熱が加わり、自律神経がフル回転しても体温調節が難しくなり、大量の汗、めまい、頭痛、嘔吐という症状が現れます。


まだまだ暑い日は続きそうです。

マスク生活だけでも呼吸が苦しく、体温調節が難しい毎日です。


帽子や日傘、そして保冷剤などで出来るだけ、ご自分の健康を守ってください。




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